ガラスを真空ガラスに交換しました。
通常、窓の断熱性能をアップさせる手段としては断熱樹脂内窓やマドリモが一番適しています。
けれど、どうしても今の窓を使いたいけど内窓も取付できない、なんて時には現状の単板ガラスサッシのガラスを交換することになります。
それの究極系に近いものが真空ガラス(クリアFit・スペーシア)です。
普通のペアガラスが空気を挟んでいるのに対して、これはガラスとガラスの間が真空になっています。
強力な断熱性能の割に厚めのガラスくらいの厚さなので、ほぼどの単板ガラス用サッシに取付出来るのも大きな利点です。
欠点としては、アルミサッシはそのままですので、古いサッシの隙間風とかは変わらないというところですね。
今回石巻市で施工しましたものは、透明な素通しガラスではなく、外が見えないものを希望されましたので、乳白色のすりガラスを使用しています。
今までこういった場面でよく使われてきたのがアタッチ付ペアガラスというものです。
今どきの新築に使う、空気層があるペアガラスを特殊な型材で単板ガラスサッシに取り付けるものです。
ただほとんどの場合、新築で使うような厚みのペアガラスは取付できず、薄いペアガラスになってしまいます。
真空ガラスの方がお値段はしますがお勧めになります。